2021年特に印象に残ったワイン(3千円以下部門)

2021年は2月頃からワインにハマって、なんと今日(12/30)までに225種類ものワインをボトルで開けました。ヴィンテージ違いは1種類に数えていますが、同ヴィンテージやノンヴィンテージでリピートしたのを含めると、240本以上飲んでいると思います。

 

1年の振り替えりということで、そんな中「リピートしたい」または「既にリピートした」を基準に、特に印象に残った、美味しかったワインを10本紹介したいと思います。まずは単価3千円以下で。単価3千円~7千円部門は別の記事にて。

 

①ロングリッジ・キュベ・リカ・ピノノワール2018

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それまで赤ワインが苦手だった私を、ピノノワール沼に突き落としたリカちゃん。南アフリカ、3千円弱。この1本をきっかけに、赤ワイン率が一気に上がりました。一度リピートしましたが、3千円以下としては別格の美味しさだと思います。

薔薇のような華やかな香り、ツンと来るアルコール、広がる苺の果実、うっとりする余韻。麗しの美少女リカちゃん。君に恋しました。

 

②ブルーノ・ティエリー・コート・デュ・ローヌ・ルージュ2016

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赤からもう1本。輸入雑貨店のジュピターで買ったグルナッシュ主体のローヌ、1700円くらい。2千円以下の赤で納得いくことって個人的にはなかなかないのですが、これは複雑でよく香り、完熟した果実味も十分に感じた1本。

お店で2016Vtは完売してしまったようですが、2017Vtが入ってたのでそれでリピートしたいと思います。

 

③インカントス ヌラガス

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サイゼリヤスペシャルワインメニューにある珍しいヌラガス種の白。サイゼリヤ価格で1650円。酸味が穏やかで、苦みが強い。白系フルーツをそのままかじったようなフルーティーな味。サイゼリヤの安くて美味しい料理と一緒に飲めるのが高ポイント!

ただ通常メニューにないので、スペシャルワイン店舗に行かないと飲めないのが難点。今年何度も行ったサイゼリヤのワインで一番のおすすめ。

 

④ミルーナ・ビアンコ

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ガストがハウスワインで採用しているイタリア・テッレディサヴァ社の白、ビアンカ種。ガストの白とは別キュヴェだと思うが、味は似ている。南国系果実の香りと、爽やかな残糖感があって飲みやすい。このワインなんと税込510円。普通に2千円と言われても疑えない程度には美味しい。料理も選ばない。

クーポンの利用最低価格にちょっと届かない、みたいな時にこの1本を足すと強い。そりゃリピートする。

 

⑤シャトーレヴァロンティーン カプリースクレモンティーヌ ブラン2020

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3千円以下の白ワインで一番好き、3回もリピートした。ユニブラン・ロール種主体のプロヴァンスの白。2600千円くらい。香りは南国フルーツ爆弾、爽やかな飲み口ながら酸味しっかりで、余韻に苦み。食事を引き立てる味で、塩・胡椒を使った野菜・魚介類全般にぴったり。

高級ワインはもちろん素晴らしいけど、普段の食卓にはこのワインが安定。永遠にリピートしそう。

 

⑥シャトーレヴァロンティーン カプリースクレモンティーヌ ロゼ2020

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⑤のロゼ版。ロゼも抜群に美味しい、やはり2600円くらい。白よりは酸味が穏やかだが、ロゼらしくオレンジの苦みがあり、プロヴァンスらしい潮風を感じるようなさっぱり、かつ果実味もしっかりあるワイン。こちらも食事フレンドリーで、さっぱりしたサラダや魚介類にぴったり。

やはり3回リピートしている。また春になったら飲みたい1本。

 

⑦カラレンタ・ロザート・ファルネーゼ

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ロゼからもう1本、イタリアのメルロを使ったロゼで2千円くらい。この価格帯ながら、イタリアのワイン雑誌で満点を獲得したというワインで、vivinoの評価も凄く高い。香りは桃で薄味。複雑実や濃さはないけど、ひたすら綺麗な桃と水でとても優しく飲みやすい。

鶏のささみとか薄味の料理と一緒に、朝・昼に飲みたいようなワイン。リピートしたい1本。

 

⑧グラハムベック・ブリュットNV

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あと3本は泡で。紹介するまでもなさそうな、南アフリカの超コスパ泡、グラハムベック。ブランドブランより通常のブリュットの方がイースト香がしっかり感じられる気がして好印象。これが2500円とかで買えるとか。変な安シャンパーニュ買うなら絶対こっち。

グラハムベックの色んなキュヴェを飲んだけど、このNVブリュットが一番コスパが良かった。

 

⑨ロジャー・グラート カヴァ ロゼ2018

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ドンペリロゼより美味しいとの紹介記事を見て、一番最初に買ったロゼ泡。2千円弱。これを飲んでスパークリングワインって、こんな美味しいんだと思った。ワインの深みにはまるきっかけになった1本。キリっと辛口で、しっかりした泡、酸味豊か。

唐揚げ、エビチリ、酢豚など濃い味付けの中華にぴったり。揚げ物が多いパーティーの時に絶対欲しい1本。

 

⑩イエローグレン・ボタニクス・ピノノワールシャルドネ2018

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オーストラリアの瓶内二次発酵スパークリング。シャルドネピノノワールを使っていながら1700円くらいのハイコスパ。ボトルがおしゃれでジャケ買いしたのだが、なかなか面白い味。香りはそこそこだが、果実味のアタックが強く、辛口と甘口の中間くらい。ドライすぎず、本格チューハイのさらに本格版というイメージ。

ボトルもオシャレだし、ワイン初心者の人がいるパーティーとかで持って行きたい1本

 

 

以上が、3千円以下で特に印象に残ったり、リピート対象となっている10本。めちゃくちゃ美味しいかと言われると、そこまでではないというワインもあるけれど、値段とのバランスや飲みやすさとかを考慮して選出しました。

2千円前後って、ロゼやスパークリングだと美味しいワインが多いけど、赤やしっかり系の白だと難しいという印象があります。感動する赤ワイン、白ワインとなると4千円~という感覚で、次は3千円~7千円の価格帯で特に美味しかった10本の紹介記事を書きたいと思います。